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コンパクトな五月人形、選び方のポイントは?

〇最初に飾る場所を決め、サイズを測っておきます

コンパクトな五月人形は、おしゃれで飾りやすいことから、いま最も注目されています。マンションサイズで幅を取らず、リビングの家具の上にも飾りやすいというのが一番の理由。しかし、置く場所が曖昧なままノープランでお店に行ってしまうと、想定していた家具の上に収まりきらなかったり、思いのほか高さがあって家具の上に置くのを躊躇したりと、思わぬ失敗を招くことに―。

コンパクトサイズだからどこでも置けるだろうと油断せず、五月人形を選ぶときには真っ先に飾る場所を決め、サイズを測っておくことをおすすめします。リビングのチェストの上に置こう、玄関の飾り棚に置こう、子ども部屋の本棚に置こうというように、できるだけ具体的な場所を決めたら、メジャーを使って必ずサイズを測っておきましょう。なぜなら、広いお店で見たときの大きさと、実際に家に届いて感じるサイズ感は、意外とギャップがあるからです。とくにコンパクトな五月人形は広い店内で小さく見えがち。実際に置く家具の上の横幅や奥行はもちろん、どのくらいの高さなら圧迫感がなく置けるかも考えてみましょう。測ったサイズはメモして、お店に行くときは必ず持参してください。写メを撮るなどして携帯にメモを残しておくのもいいですね。

このとき、飾る場所と一緒にしまう場所も考えておくとよいでしょう。五月人形は一年の大半を収納した状態で保管します。押し入れやクローゼットに収納スペースが確保できるかも、じつはとても重要です。五月人形は高温多湿を嫌うため、お風呂場近くの押し入れや結露の多い北側窓際のクローゼットなどは避けたいところ。押し入れが二段ならば、湿気がこもりにくい上段を選びます。下段に置く場合は、箱の下にすのこを敷くなどして湿気がこもらない工夫をし、ときどき戸を開け放って風を通すとよいでしょう。

 

事前リサーチで好みと相場を確認、予算を決めます

飾る場所が決まり、具体的なサイズ感がつかめたところで、さあ、五月人形選びのスタートです。とはいっても、すぐにお店に行くのは待って。まずは自宅でじっくりリサーチして、いまどきの五月人形の品揃えや相場を知ることから始めましょう。コンパクトサイズの五月人形と決まっているとはいえ、五月人形には兜飾りも、鎧飾りも、大将飾りもあります。平飾りか、収納飾りか、ケース飾りか、飾り方の違いもあります。方向性が定まっていないと、店頭に出向いても種類の多さに圧倒されてしまうでしょう。最初のお店で勧められるがまま購入した後で、他のお店でもっと安く売られていたり、もっと手厚いサービスが受けられたりするのを知ったら、とても残念な気持ちになりますよね。わが子の誕生を祝う一生に一度の大切な買い物、失敗しないためにも、先にたくさんの五月人形を見て目を肥やしておくことが大事。見る目が養われれば、商品の良し悪しや選ぶポイントもおのずとわかってくるものです。

まだ小さな赤ちゃんを連れ歩くのも大変ですから、最初はインターネットで調べるなどして、気になるお店でカタログ配布があれば、ぜひ取り寄せてみましょう。近所に人形店やデパートがある方は、先にカタログをもらい目を通しておきます。こうしてインターネットやカタログで五月人形の全体像を俯瞰して見ているうちに、自分たちの好みが固まってくるはずです。気になったものはサイズが合うかを確認しながら、価格もチェック。好きな五月人形がどれくらいの価格帯なのかを知ることは、予算を決めるうえでも大事です。具体的な方向性が定まってくれば、家族とも相談しやすいでしょう。祖父母からの資金協力がある場合も、おじいちゃんおばあちゃんにしっかり説明できますね。

おすすめは、年末までにリサーチを済ませ、カタログを収集しておくこと。手元に資料があれば、年末年始に家族が集まる機会を使って、意見を聞くことができるからです。人形店やデパートでは、雛人形が終わるとすぐに五月人形の展示が始まります。4月いっぱい購入は可能ですが、職人の手づくりである五月人形は数に限りがあり、人気商品は早く完売します。気に入った五月人形を確実に手に入れるためには、3月初めまでに五月人形の種類や予算が決まっているのが理想です。

ちなみに、人形工房ひととえでは、11月頃から無料カタログの配布をスタートし、工房内ショールームでの展示が始まります。3月までは雛人形の展示がメインで五月人形コーナーは小規模ですが、3月に入ると五月人形の展示を大きく拡大してご案内しています。オンラインショップをご覧になって気に入ってくださった方は、早い人だと年末年始からショールームに足を運んでくださいます。前の年に気に入ってくださった五月人形が完売で、秋くらいからご連絡をくださる方もいらっしゃいます。五月人形は年々動きが早まっているようですので、こだわりのある方は早めにお問い合わせください。

 

〇店頭で素材や仕立てをチェックしましょう

事前リサーチで五月人形の種類やサイズ、予算などの見当がついたら、いよいよ店頭で実物を見てみましょう。最近は五月人形もオンラインショップで買える時代になりましたが、WEB上の画像やカタログの写真はデザイン・色・表情などはチェックできても、質感や風合い、緻密さまではわかりません。人形工房ひととえのオンラインショップでも、できるだけたくさんの写真で商品の良さを伝えようと努めていますが、どんなに写真の画質を上げても本物の光沢や風合いは正確にご紹介できないもどかしさがあります。SNS世代の若いパパママにとって「映える」ことはとても大事な要素のようですが、五月人形は日本の伝統が詰まった工芸品ですから、やはり品質のよいもの、長く愛でていただけるものを選んでほしいと思います。

では、五月人形の品質を決める要素とは何でしょうか。それは、素材と仕立てです。兜飾りであれば、細工は手彫りか型押しか、箔押しか金メッキか、威(おどし)は正絹(しょうけん)か化繊か、革は本革か人工皮革か、絵は手描きかプリントかで、品質を決める質感や緻密さは大きく変わります。木目込の大将飾りも、本体に伝統素材である桐塑(とうそ)を使っているか発泡スチロールなどの代用品か、衣裳や髪に光沢のある正絹を使っているか人絹(じんけん)と呼ばれる化繊かで、品質も価格も大きく違ってきます。

コンパクトな五月人形を見て、「こんなに小さいのに価格が高いのはなぜですか」と質問されるお客様がいらっしゃいますが、価格にサイズは関係ありません。コンパクトでも高級素材を使い、職人たちの細やかな技術を駆使したハイクオリティーな五月人形は高く、素材の質を下げ、工程の一部に機械を使い職人の手を減らした五月人形は、大きくても安価です。むしろ、コンパクトサイズの五月人形は、より繊細で緻密な技術が要求されるので、腕のよい職人でなければつくれません。

大量生産やコストダウンはお客様のニーズに応えるためなので、プラスチック・化学繊維・人工皮革などを使うことが悪いという訳ではありませんが、なかには品質に見合わない高値で販売しているお店もあります。高価だから高級品と思わず、価格に見合っているか、自分の目で確かめてほしいと思います。良い素材、良い仕立ての五月人形は、間近に見ると圧倒的な美しさに感動しますよ。

〇保証サービスやアフターサポートの手厚さも重要です

最後に忘れてはならないのは、保証サービスやアフターサービスの有無です。お子さんの成長を見守る五月人形ですから、長年飾ったりしまったりを繰り返すなかで、汚れたり壊れたりすることもあるでしょう。万が一のとき、修理や交換の保証やアフターサポートがあると安心ですね。保証サービスやアフターサポートは、商品に対するお店の自信のあらわれでもあります。よい五月人形だからこそ、長く愛着をもって飾ってほしいという、職人やスタッフの心意気なんですね。

人形工房ひととえでは、直営オンラインショップでご購入のお客様に「あんしん保証サービス」を設け、自社で製造している木目込五月人形は10年間、それ以外の五月人形やお道具は1年間、修理のご相談を承っております。ひととえの木目込人形は全行程を工房内でおつくりしているため、ほとんどの場合、修理が可能です。保証期間が過ぎたとしても、できる限りお客様のご負担が少ない方法をご提案しておりますので、安心してご購入ください。

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