1番人気、兜飾りの選び方は?

2023年08月23日

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〇コンパクトに飾れる兜飾りはデザインやサイズが豊富

コンパクトな五月人形の需要が高まるなかで、兜飾りは五月人形のなかでも断トツの人気を誇っています。五月人形を購入したご家庭の約7割が兜飾りを選んでいるというデータもあり、人形店やデパートでの品揃えも群を抜いて豊富です。サイズも幅広く、デザインも多彩で選択肢が多いので、ご家庭によって異なるニーズにきめ細かく対応してくれるのも魅力の一つではないでしょうか。今回は、五月人形の一番人気である兜飾りについて、選び方のポイントをご紹介していきます。

兜飾りを飾り方のスタイルで分けると、「平飾り」「段飾り」「ケース飾り」「収納飾り」「着用兜飾り」があります。コンパクトな五月人形が主流の昨今では、「平飾り」がもっともポピュラーで品数も豊富。平台の上に兜や弓太刀をコンパクトに飾るスタイルで、おもにリビングの家具の上に置くことを想定した小ぶりなサイズが人気です。サイズ展開も豊富で、わが家に “ちょうどいい” が見つけやすいでしょう。

「平飾り」と対極をなす「段飾り」は、雛人形のように階段状の飾り台に甲冑や武具、軍扇(ぐんせん)陣傘(じんがさ)などのお道具や武者人形などをにぎやかに飾るスタイルです。昭和の中頃までは定番でしたが、若い子育て世代の住宅事情が大きく変わったことで、いまでは珍しくなりました。床置きのスペースが広くとれるお座敷などで豪華に飾り付けたい五月人形です。

「ケース飾り」は、ガラスやアクリルのショーケースに兜や弓太刀がコンパクトに収められたものです。ケースの中の飾り物はすべて接着されているので、飾り付けも外箱からケースを出すだけとかんたん。兜に直接ホコリがかかることもなく、片づける時も外箱にしまうだけ。コンパクトサイズが多いのも、いまどきのご時世にぴったりです。

「収納飾り」は飾り台になる箱に兜やお道具がまとめて収納できる五月人形です。箱にも美しい装飾が施されていますので、統一感のとれた豪華な飾り付けが楽しめるでしょう。「平飾り」や「ケース飾り」よりボリュームがあり、飾り台が箱になっている分どうしても高さが出てしまうので、床置きされることが多いと思います。前もって設置スペースを確保しておくことをおすすめします。

「着用兜飾り」はお子さんが実際に頭にかぶれるようにお作りしたもので、多くが「収納飾り」として売られています。鑑賞用の兜より軽い素材を使うなど安全性に配慮していますが、だいたい3歳くらいのお子さんを対象にしているので、まだ首が不安定な赤ちゃんにかぶせてはいけません。鑑賞用の兜でも小さなお子さんならかぶれるのでは、と思われるかもしれませんが、金属の素材を使い角や突起も多いので危険です。いずれの兜飾りを選ぶにしても、それぞれの長所・短所を考慮して選んでくださいね。